奄美大島のおすすめダイビングスポット!LCCでお得にダイビングトリップ

奄美大島のビーチ













日本の南国というと、みなさんが真っ先に思い浮かべるのは沖縄でしょうか。しかし、島国である日本には他にも南国のようなところはまだまだたくさんあります。

今回は東洋のガラパゴスと呼ばれることもある、沖縄県と鹿児島県のちょうど真ん中あたりにある奄美大島に行ってみました。ブルーの澄み渡った海や白い砂浜が広がるこの島には、手付かずの自然が多くあります。大きなマングローブの森があり、まだ未開発なところも多いようです。

沖縄より近く、自然が残っている奄美大島は、かなり穴場だと言えます。 私が行った時は台風が発生しそうな天気図の時だったため、天候は不安定でした。曇りがちではありましたが、海の青さは抜群で、そんなことを忘れてしまうような楽しいダイビングでした。

奄美大島への行き方

今回利用した航空会社はLCCで、ANAグループのバニラエアです。成田空港を利用するフライトですが、片道約3時間弱で奄美大島まで行くことができます。沖縄までは3時間を超えるので、やや近いと言えるでしょう。

また、各地からの直行便、鹿児島や沖縄経由での便もあり、実はとても行きやすい場所なのです。

LCCとは

LCCとは、ローコストキャリアと呼ばれる格安航空券を取り扱う航空会社のことを指します。サービスを簡素化することにより合理性を重視し、経費を削減しているようです。

また、通常通りのサービスを行う航空会社はFSC(フルサービスキャリア)といいます。同じ移動手段ではありますが、価格を取るか、サービスを取るか、本人次第ですよね。

LCCの格安航空券のおかげで、金額面で渋っていたところでも、気軽にダイビングに行けるようになるのでは?と思います。

行動範囲を広げるきっかけにもなり、色々な場所に就航していくのが楽しみです。ただ、時期によっては、LCCの価格がFSCより高くなってしまう場合もありえるので詳しく調べてみるのが良いでしょう。

私が奄美大島に行った時期

私が行ったのは6月の中旬で、1年でもっとも航空券の価格が安くなる時期です。梅雨と台風シーズンなので価格が下がるのでしょう。その時のLCCの価格は8,000円程度。正規料金なので最安値になります。

FSCの正規料金は50,000円程度になります。しかし、早割を使えば片道20,000円以下の時もあるようです。

それでも、LCCに比べたらかなり高く感じます。航空券を安く抑えることで、奄美大島で他のことにお金がかけられるようにできたらと考えました。

奄美大島の北部に位置する3つのポイントでダイビング

奄美大島でダイビング

自然が豊かな奄美大島には、ダイナミックな地形や、サンゴが生き生きしているポイントがあります。ウミガメに会えるなど楽しみはたくさんあります。

4月頃にはフグが作るミステリーサークルを見ることもできるようです。私はまだ見ることができていないのがとても残念です。今回は価格重視で行きましたが、いつかそのシーズンに潜りに行きたいです。

ダイビングポイントは東シナ海北部、中部、太平洋、南部と4つに分けられることが多いようです。島を囲うようにポイントは多数ありますが、今回は北側に位置するポイントを3箇所紹介したいと思います。

資料館前

東シナ海側に位置しているボートダイビングのポイントです。水深は18m程度です。たくさんのチョウチョウウオが群れていました。

奄美大島の魚

ツノハタタデダイ、フエヤッコ、グルクンなど魚影の濃いポイントです。

ヤマモトスペシャル

魚

ボートダイビングのポイントで水深14m程度です。

癒しのポイントと言えるでしょう。奄美大島に生息しているクマノミは5種類いますが、このポイントでは全種類を見ることができます。クマノミファンには楽しみですね。

セジロクマノミ

セジロクマノミ

ハナビラクマノミ

ハナビラクマノミ

ハマクマノミ

ハマクマノミ

クマノミ

クマノミ

カクレクマノミ

カクレクマノミ

どのクマノミも警戒心は強めですが、とても可愛らしいです。

ミドリヤ

ボートダイビングのポイントで水深は13mです。

こちらも癒しポイントです。数種類のエビがいました。魚は、スカシテンジクダイ、ケラマハナダイ、クマザサハナムロなどが観られやはり魚影は濃いです。

オトヒメエビ

オトヒメエビ

スザクサラサエビ

スザクサラサエビ

ダイビング後に奄美大島の郷土料理を

奄美大島の郷土料理は、鶏飯と呼ばれるお茶漬けのような食べ物です。

ご飯の上に鶏肉や錦糸卵、シイタケや漬物をのせ、鳥のスープをかけて食べます。スープの味は店や家庭によって、様々なアレンジがあるようで食べ比べをするのも面白いでしょう。

ダイビング以外の楽しみ方

干潮時の岩場で、ハートの形をした潮溜まりを見ることができますので、流行りのインスタ映え間違いなし。探してみるのも面白いでしょう。森を散策したりするのも面白いと思います。

まとめ

魚

奄美大島は広大な島なので、まだまだポイントはたくさんあります。私が行ったのは北部に位置するポイントのみで、他のポイントでは潜れていないのが残念です。

格安で気軽に東京から奄美大島へ通うという贅沢は、LCCを使えば実現可能です。自然豊かな島へ、のんびりとしたダイビングをしに行きませんか。